アルバイトが定着する「初日」ポイントについて解説します!

 執筆: Sync Up  更新 2023/06/09 17:52:48

新しい環境に飛び込む際 「頑張ろう」 という前向きな気持ちの反面、 「大丈夫かな、やっていけるかな」と不安に思う人が大半ではないでしょうか。 

実は、アルバイトの定着には「初日」の良し悪しがとても重要です。 
では初日がなぜ大事で、 何をすればアルバイトの定着率が上がるのかを解説していきます。

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採用前後の条件相違とは?

 

なぜアルバイトの定着に初日が大事なのか?


 

 「初日」の職場の対応によって、新人アルバイトの今後のモチベーションや、職場への信頼関係に大きな影響を与えことがわかっています。Googleの社内調査では、採用した新人社員の受け入れ体制をしっかり整えて入社初日を迎えた場合、入社から3ヶ月以内の作業効率が3割高くなると言われています。
新人アルバイトの目線に立って考えると分かりますが、様々な不安を抱えている状態では、自分が「歓迎されているか、歓迎されていないか」という職場の雰囲気に非常に敏感です。

 

 歓迎されているという事が分かれば、「採用されて良かった」「これから頑張ろう」と前向きな気持ちになります。逆に、右も左も分からないままいきなり現場に放り出されてしまうようでは「この職場、大丈夫かな?」と不信感を抱かせてしまいます。


アルバイトを受け入れる体制をしっかりと整えることで、今後の成長やモチベーション、定着率に影響を与えてしまうことは間違いありません。

 

 

大事な受け入れ初日にやったほうがいいこと


 

 それでは新人を迎える会社や店舗は具体的にどのような準備をして新人を迎えればいいのでしょうか?「ここまで準備をする必要があるのか」というくらい過剰に準備をして構いませんが、最低限押さえておくべきポイントをご紹介していきたいと思います。

 


新人アルバイトの不安を取り除くことを最優先に

 初日から現場に立たせて仕事を与えてしまうと、当然ですができないことや分からないことが多すぎて不安を増強させてしまいます。余裕ある場合は、翌日以降スムーズに働くことができるように“準備日”という位置にしておくと初日を有効に使うことができるでしょう。


 その場合は職場・店舗の中を一緒に見て回ったり、スタッフとの顔合わせ、仕事の一連の流れやユニフォームの着用方法など細かいと思うかもしれませんが、一緒になって確認を行いましょう。
新人の不安は、普段働いている自分が思いもしない内容も含まれている場合もあります。

 

 例えば「出入口はどこを利用すればよいのか」「スタッフの呼び方」「ユニフォームの洗濯方法」など様々です。どんな事を不安に感じているのかをしっかり聞いてあげられるように新人の不安を解きながら話してあげるといいですね。

 


ウェルカムメッセージを送る

 模造紙や画用紙などに「ようこそ!」「これから一緒に頑張ろう!」といった気持ちを伝えまて初日のアルバイトスタッフを歓迎してあげましょう。社員・アルバイトスタッフひとりひとりから、歓迎メッセージがあると「自分は歓迎されている、期待されている」という感覚が高まり、モチベーションが上がりますよね。

 

これはすぐできるものの意外とやっていない人が多いのではないでしょうか?ぜひ前日にスタッフ全員に協力をしてもらい、ウェルカムボードの作成から取り組んでみましょう。

 


新人でもできる簡単な仕事を任せる

 初日から実際に現場に立たせて雰囲気をつかんでもらう場合、見ているだけというのは「自分にはできることがない」「貢献できていないんじゃないか」と、とても疎外感を感じてしまうものです。何も分からない状態で現場に立たせることでかえって不安を煽ってしまうかもしれません。

 

そこで新人でもできる簡単な仕事をお願いして会社や店舗のメンバーの一員であることを実感してもらいましょう。小さな成功体験を積ませることで自信が生まれます。お客さんの「ありがとう」や周りのスタッフの「いいね」という声が成長に繋がります。

 

 

初日の終わりしっかりとフォローをする

 つい忙しくて帰り際の挨拶だけになっていませんか?
初めての職場では常に肩に力が入っていて、勤務が終える頃にはとても気疲れしていることでしょう。一日の感想や不安なところがないか感想を聞いてみましょう。こうしたほんの些細な気遣いの積み重ねが、信頼関係の構築やアルバイトの定着にはとても重要です。

 

 

まとめ:アルバイトが定着する「初日」のポイント


 

 新人アルバイトがモチベーション高く定着して長く働いてもらうには初日が重要になります。一度新人の目線に立ち返ってみる、他のスタッフが新人の頃に抱えていた不安をヒアリングするなど、新人を受け入れる体制を整えて下さい。「自分は歓迎されている」「この職場でやっていけそうだ」という感覚を持ってもらうために解説したポイントを実践してみてください!

 

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