【イベントレポート】市場の変化に対応する店舗運営と人員配置のあり方とは?

 執筆: Sync Up  更新 2023/06/09 17:43:34

10月2日にShopらん様との共催で「多店舗事業のDX 店舗タスクと人員配置の最適化」セミナーを開催しました。

多店舗を経営する企業様にとって売上に応じた適切な人員配置や機動的な業務遂行を実現するための施策の重要性が増しています。セミナーではWithコロナによる店舗運営の変化や課題、最適な人員配置を実現するためにどのような解決策があるのかをお話させていただきました。

この記事ではその内容を一部ご紹介します。
詳細が気になる方は当日使用した資料をダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください!

→当日のセミナー資料のダウンロードはこちら

 

 

 

講演内容

・サービス業界の動向と店舗運営のあり方の変化

・理想とする店舗運営を実現する時に直面する課題

・コロナの時代で求められる人員配置の”柔軟性”を実現する方法

 

 

サービス業界の動向


 

不確実性の高いWithコロナ時代の店舗運営

まだまだ新型コロナウイルスの影響がある中では、新規感染者数の増減によって来店客数が大きく変わりますし、その予測もできません。そのような中ではいままでよりも不確実な需要変化に対応した店舗運営が求められます。

コロナ新規感染者数

機動性、収益性の高い店舗・業態への変化

Withコロナの時代ではサービス業の動向にも影響がありました。
いままでは都心/都市圏に大型店舗を構え、より多くのお客様に来店してもらうべく、1店舗あたりの商圏も広域でした。ただ最近では郊外/生活圏に小型の店舗を構え、より生活に密着する形態での店舗出店が増えてきました。ミニストップのソフトクリーム専門店「MINISOF」やサイゼリアの小型店の新業態などがわかりやすい事例かもしれませんね。
ミニストップのソフトクリーム専門店 「MINISOF(ミニソフ)」積極的に展開開始
サイゼリヤ、小型店の新業態 コロナ対応、宅配も

 

サービス企業動向

 

店舗運営における変化


 

少管理者×多店舗・多スタッフのマネジメント

いままでは店舗ごとに管理者が在籍して大型店舗をマネジメントしていましたが、出店形態の変化によって少ない管理者で、多くの店舗・多くのスタッフのマネジメントが求められるようになりました。つまり店舗が増えれば増えるほどかかっていた管理コストを、少ない管理者で複数店舗管理することで店舗が増えても管理コストが増えないような店舗運営へと変化していっています。

 

店舗運営のあり方の変化

 

少ない管理者で多店舗管理を行うときの課題

ただ、少ない管理者で多くの店舗をマネジメントするには、管理者にかかる負荷が大きくなってしまいます。毎日すべての店舗に顔を出すことはできませんし、管理する店舗が増えることで把握しなければならない情報もどんどん増えていきますよね。

多店舗管理における課題

 

コロナの時代で変わる人員配置


 

Withコロナの時代では、不確実性が高く先が読めないため、
売上や人件費の目標設計とそれに紐づく人員配置の考え方が大きく変わります。
その中でも忘れてはいけないのが、不安な状況で働いてくれているスタッフのケアです。

 

<従来の考え方>
・長期売上人件費目標
・1ヶ月単位の人員調整・シフト作成

<不確実性高い時代の考え方>
・1週間単位の短い期間での計画の練り直し
・1週間・10日の状況に合わせた人員配置・再編成

 


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気をつけたいアルバイトスタッフのケア

パーソルイノベーションの調査によるとアルバイトスタッフはいまより「約10時間」も追加で働きたいと考えていることが分かりました。なかなか売上が戻らず、アルバイトを以前のようにシフトに入れられていないことを考えるともっと働きたいと考えているアルバイトスタッフは増えていそうですよね。

また、バイトルドットコムのアルバイトが働き続ける理由の調査では

「シフトや休みが希望通りになる・頻度が適切」 が

2位の「上司や同僚との人間関係や職場の雰囲気」を抑えて1位となっています。

 

スタッフが働き続ける理由

 

 

店舗運営課題に対する打ち手


 

改めて店舗運営の変化や課題を整理をしてみると、この3つがポイントになりそうですね。

 

 

・不確実な状況に対応するため機動性・柔軟性が求められている

・少ない管理者で多くの店舗・多くのスタッフを管理しなければならない

・効率的な人員配置と管理の方法が必要になってくる

 

 

人員配置の仕組みをデジタル化

具体的な解決方針としては、少人数でも多くの店舗が管理できるように、
人員配置の仕組みをデジタル化して一元管理できることが必要になります。
つまり、店舗・スタッフの管理コストを下げるためには下記4つの仕組み化が求められています。

 


1.多くのスタッフの働きたいニーズを把握

2.労務・人件費などの集計や計算の負担を軽減

3.複数店舗のヒトの過不足を一括で比較・管理する

4.店舗不在時の運営連絡や業務指示のデジタル化

 

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→当日のセミナー資料のダウンロードはこちら

 

 

ヒトの配置と管理のデジタル化する「Sync Up」


 

これからはヒトの配置と管理のデジタル化を進めない限りは管理者の工数は増えるばかり。
多店舗を運営している場合は、「ヒトの配置と管理」を一度見直してみてはいかがでしょうか。

セミナーで講演させていただいた「Sync Up」は、シフト作成から他店舗ヘルプ調整まで、

シフトの全てがオールインワン&デジタル化できるシフト管理サービスです。

Sync Up主要機能

時間あたりの過不足がひと目で分かる

あらかじめSync Up上に時間あたりに必要な人数を入力しておくことで、
「その時間人が足りているのか、足りていないのか」がひと目で分かるため、
運営に必要な人数を簡単に把握し、人員を配置することができます。

 

複数店舗でのヘルプが簡単になる

人手が余ったときの他店への応援や、ヘルプ要請に対してシフトの応援が画面上で完結します。
一人ひとりに個別連絡を取ることなく、ヘルプのやり取りも1クリックで完了し、
ヘルプが確定すると同時にスタッフにもヘルプの情報を通知されるので、連絡漏れがありません。

 

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