【2023最新版】アルバイト・パートの採用管理ツール10選！

目次

• 採用業務は何が大変なのか
  
  • 求人要件の定義 / 求人票の作成
  • 求人媒体への出稿
  • 応募者の管理 / 書類審査
  • 日程調整
  • 面接結果の回収 / 合否連絡

• 採用管理ツールを導入するメリット
  
  • 応募者の情報が一元管理できる
  • 応募者に対する対応の抜け漏れがなくなる
  • 面接情報などの共有が一箇所で行える
  • 採用活動の効率化が図れる

• 採用管理システムの選ぶポイント
  
  • 採用対象は新卒、中途、アルバイト・パートのどれが多いか？
  • 連携可能な求人媒体
  • 料金体系
  • セキュリティ

• 採用管理カオスマップ
  
  • バイトルマスター
  • ジョブカン採用管理
  • リクオプ
  • Entry Pocket
  • RPM
  • Jobギア採用管理
  • GoQ採用管理
  • ビズプラ
  • 採用係長
  • クラウドハウス採用

採用業務は何が大変なのか

経営資源は「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、中でも「ヒト」は一番最初にくるほど重要な要素です。その「ヒト」の最初の入り口である採用業務は正社員、アルバイト・パートに関わらずサービスや事業の根幹に関わる重要業務であるといえます。

その分業務プロセスも多く工数もかかってきてしまいますが、改善は難しいのでしょうか？一般的には以下のような業務プロセスを踏むことが多いですが、それぞれの業務を解いてみましょう。

求人要件の定義 / 求人票の作成

人材採用の中で非常に重要なプロセスの一つであるのが求人要件の定義です。
当然人を採用するということはリソースが必要ということですが、その背景を整理しどのような業務を任せるか、どのようなスキルや経験が必要なのかを定義します。
また、自社や自店のメンバーなどとの相性も含めどのような人間性が望ましいかなども合わせて定義し求人票に落とし込みます。

求人媒体への出稿

自社や自店に張り紙をするだけで採用ができるようであれば問題ないですが、多くの場合は必要とする人材にアプローチするために求人媒体への出稿が必要になります。
アルバイト求人媒体や新卒、中途採用など一般的な区分のみではなく業務レベルや年齢・性別など媒体ごとにさまざまな特性がありますので、それらを踏まえ目的とする人材にマッチする媒体を選定し出稿する必要があります。

応募者の管理 / 書類審査

求人媒体もしくは電話・メールなどで求人に対して応募が入ったら、履歴書や職務経歴書など必要な書類を受け取り書類審査を行うことになります。書類審査では採用要件を満たしているのか、スキルは十分か、など書類から判断し面接に進む応募者を決定します。
募集によっては数十人、数百人と応募があることもありますので書類審査だけでも非常に工数のかかる業務になります。

日程調整

書類審査の結果を通知すると同時に通過した応募者には面接の日程を調整する必要があります。
面接官は現場のリーダーやマネージャーなどが行うことが多く多忙な中からスケジュール調整を行う必要があります。
応募者は複数の応募をしていることがほとんどですのでなるべく早く設定する必要がありますが、応募者の希望するスケジュールと面接官のスケジュールを照らし合わせ必要に応じて調整をしてもらうなど非常に手間のかかる業務になります。

面接結果の回収 / 合否連絡

アルバイトの場合複数回の面接を行うことは珍しいことですので次回面接の調整と言ったことはありませんが、多くの応募者は複数のアルバイトに応募していますので採用したい応募者であれば他社の回答より前に連絡して早めに意思決定をしてもらう必要があります。
そのため、面接官からの回答はなるべく早くもらう必要がありますが、忙しい面接官だとなかなか回収に時間がかかってしまい、何度も催促したりと手間がかかってしまうこともあります。

以上から、わかるように一般的な採用プロセスは管理工数が非常に多くかかってきてしまいます。

中でも応募者の管理や日程調整などは採用業務において本質的な業務というわけではないにも関わらず応募者の数が多くなればなるほど工数が累乗的に膨らんできてしまいます。
アルバイトの採用の場合、季節要因などで複数人を採用することも多々ありますので採用管理の業務は非常にコストがかかるものになってきます。

採用管理ツールを導入するメリット

そこで導入を検討したいのが採用管理ツール(ATS)になります。

採用管理ツールは採用プロセスの求人票作成、出稿から合否連絡まで幅広く業務をカバーするものから特に応募者管理から合否連絡までの管理コストの大きいところを重点的にカバーするものまでありますが、導入することで共通して以下のようなメリットがあります。

応募者の情報が一元管理できる

採用管理ツールを用いずに応募者を管理する場合さまざまな求人媒体経由での応募者をエクセルなどに記載し履歴書などはpdfをダウンロードして面接官に送ったりと非常に手間がかかてしまいますが、採用管理ツールを活用することで応募書類を一元化し面接官などに共有する際にもurlを送るだけで完了することができます。
また求人媒体との連携ができる採用管理ツールもあるのでその場合、応募情報が全て自動で管理ツール側へ反映されるので最初の取り込みの必要すら無くなります。

応募者に対する対応の抜け漏れがなくなる

採用活動においては面接の調整や合否の連絡など応募者とのやりとりや、書類審査、面接結果の確認など面接官とのやりとりなど様々なやりとりが発生します。
エクセルなどで管理行うとそれらのやり取りを行うたびにエクセルでチェックして、またメーラーからメールを送ってと何度となくツールを行き来する必要があります。
その結果チェックが漏れてしまったり行を飛ばしてしまったりと言ったミスが発生してしまうリスクがあります。
採用管理ツールではツール内で各プロセスの進捗を管理し、またツール内からの連絡などもできるものもあり、連絡の抜け漏れや採用プロセス中の作業漏れなども防ぐことができます。

面接情報などの共有が一箇所で行える

応募者情報の一元管理を行うことで履歴書や職務経歴書などの書類や各面接官の評価などを全て一箇所に集約することができます。
そのため複数回の面接プロセスが発生する場合や書類上確認したい点がある場合などに都度ファイルを共有するといった手間を省くことができます。

採用活動の効率化が図れる

採用活動においては複数の業務が発生しますが、その全てが等しく重要ということではありません。
採用要件は必要なリソースの定義ですので重要度は高いですが求人媒体への出稿や応募者の管理、日程調整などは業務上必要ではあるものの重要性は低いものになります。
採用管理ツールを活用することでそういった重要度の低い業務を自動化・効率化し本当に重要な業務に集中することで採用活動の効率化を図ることができます。

採用管理システムの選ぶポイント

採用対象は新卒、中途、アルバイト・パートのどれが多いか？

採用業務と言っても新卒、中途、アルバイト・パートで業務内容が異なってくるように採用管理システムについても採用の中心がどこになるかによって選ぶツールが変わってきます。
新卒採用であれば同時期に多くの候補者の管理を行う必要がありますので、応募者や選考の管理やインターン・説明会など選考フローの柔軟なものを、中途であれば複数の求人媒体やエージェントの活用などもあるため媒体管理などにすぐれたものを選ぶと良いでしょう。
アルバイト・パートの採用にあたってはLineなどのチャットツールとの連携で応募者とのコミュニケーションの取りやすいものや、アルバイト募集サイトとの連携があるものを選びましょう。

連携可能な求人媒体

上記にもある通り連携可能な求人媒体がどれになるかも重要なポイントの一つです。
連携している求人媒体であれば応募者の情報をそのまま取り込むことができますが、連携していない媒体だと多くの場合は応募者の情報をCSVなどでダウンロードして採用管理システムに登録する必要があります。
一人二人であれば大した作業ではありませんが応募者の多い媒体が連携していないということになると相当数の作業をする必要が出てきてしまいます。
ですので、自社がメインで使っている媒体や募集対象となる属性が多い媒体と連携可能な管理システムを選ぶことが必要です。

料金体系

採用管理システムその特性上求人媒体が運営しているものや人事トータルソリューションの一部として切り出しているものなどさまざまな形態があります。
そのため料金体系も媒体出稿と抱き合わせのものや採用人数によって金額が変わるもの、機能の組み合わせで金額が変わるものなどさまざまです。
自社の採用方針と照らし合わせて費用対効果が良いものを選ぶ必要があります。

セキュリティ

人事系システム全般に言えることですが採用管理に関しても個人情報の取り扱いが多くなります。
特に履歴書などには時として病歴などよりセンシティブな個人情報が含まれることもあり、自社での管理はもちろん外部システムとはいえ十分に気をつける必要があります。
そのためセキュリティ面はしっかりと確認しましょう。

採用管理カオスマップ公開

1.バイトルマスター

バイトルマスターはアルバイト求人サイト「バイトル」を運営しているディップ株式会社が提供している採用管理ツールになります。バイトルや採用ページコボットといったディップ株式会社が提供しているツールとの強力な連携機能で応募から選考結果までスムーズに対応できます。また空き日程共有により煩雑な面接日程調整もリアルタイムに簡単に行うことができます。

料金：お問い合わせ

2.ジョブカン採用管理

ジョブカンHRシリーズの採用管理システムであるジョブカン採用管理は新卒採用からアルバイト・パートの募集まで幅広く対応可能な採用管理システムです。求人サイトの作成やIndeedなどのアルバイト求人媒体との連携、Line連携によるチャットでのコミュニケーション機能などアルバイトの採用に求められる機能もしっかり提供されています。

候補者登録上限30名/月まで無料
料金(有料版)：候補者登録〜50名/月 - 8,500 円/月

3.リクオプ

リクオプはワンストップ型の採用ソリューションで応募者の集客からシフト管理との連携まで幅広い業務の効率化が可能になっています。採用サイト作成や求人検索サイトへの自動登録だけでなくオプションでの各種求人媒体との連携やオンライン面接システムとの連携などリクオプを中心とすることで様々なシステムを有効活用することができます。

料金：お問い合わせ

4.Entry Pocket

Entry Pocketは、マイナビバイトが提供するクラウド採用支援サービスです。各求人媒体から応募者データを自動で取り込むことができるのでEntry Pocketに全ての応募者情報を一元化することが可能です。また採用ページを作成するだけでなく複数言語の中から3言語まで対応させることができるので外国人留学生のアルバイト採用などにも効果的です。

料金：お問い合わせ

5.RPM

RPMは派遣・コールセンター業界を中心に活用されている採用管理システムです。ウェブ求人媒体から、地方の有力媒体まで250以上の媒体の自動取り込みに対応している他、Googleカレンダー、オンライン面接、LINE、セールスフォースなど外部ツールや社内システムとの強力な連携が特徴です。

料金：お問い合わせ

6.Jobギア採用管理

求人サイト「イーアイデム」を運営する株式会社アイデムが提供している採用管理システムがJobギア採用管理です。スピーディーな選考に欠かせないWeb面接もURLをワンクリックで発行することが可能なので応募者の取りこぼしを減らすことができます。また適性診断テストを標準で備えているので選考時の精度アップや、採用後のマネジメントにも役立ちます。

料金：30,000円～

7.GoQ採用管理

GoQ採用管理は採用サイト制作、応募者管理がひとつのパッケージになった採用管理システムです。写真やテキストを準備するだけで、誰でも簡単に採用サイトを作成できる強力なサイト作成機能と、マニュアルいらずの使いやすい管理画面で行うことができる応募者管理機能が特徴です。

料金：採用管理プラン 19,800円 / 応募者管理プラン 29,800円

8.ビズプラ

ビズプラは採用活動を全てをサポートする統合型の採用管理システムです。最短5分間隔で媒体情報取り込めるので応募から最短10分で面接設定が可能です。応募者が他の求人を探しているタイミングで面接の日程まで設定できるので大きなアドバンテージとなります。基本機能に加え必要な機能だけをオーダーメイド的に組み合わせて自社に最適な運用を組み立てることができます。

料金：70,000円〜

9.採用係長

採用係長は採用サイト作成から応募者集客まで対応した採用サイト作成ツールです。Indeed・求人ボックス・スタンバイといった求人検索エンジンとボタン一つで連携でき、応募者の一括管理ややりとりも管理画面上で完結できるため、 採用業務の効率化も図れます。

無料トライアルあり
料金(有料版)：19,800円～

10.クラウドハウス採用

クラウドハウス採用は集客から採用管理まで統合されたサービスです。特に求人検索エンジンに最適化された詳細ページ作成機能などテクノロジーの力を最大限活用し自社採用HPの集客力を最大化しています。また、お客様ごとに「採用のプロ(カスタマーサクセス)」がお客様担当として配属されツールの活用のみならず採用課題の解決に向けて一緒伴走してもらえます。

料金：お問い合わせ