デリバリー・テイクアウトを始めるときの最低限の準備!
今回はデリバリー・テイクアウトを検討されている方に是非読んでいただきたい「デリバリー・テイクアウトを始めるときの容器とポスターどうする?」という内容です!
「どのようなポイントに気をつけるべきか」「どのように作成すべきか」「どこで情報を集められるのか」気になるポイントをまとめましたので参考にしてください。
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まずは容器・備品の確保
デリバリー・テイクアウトに対応するためには、まず使い捨て容器などの備品を準備する必要があります。また料理のメニューをデリバリー・テイクアウトに対応可能な内容とした場合には、それらメニューに合わせた容器の形状や使い捨てがしやすいものなど各シーンをイメージし事前に準備するようにしましょう。
料理・配送手段に合わせた容器選び
容器を検討するにあたり、「どのようなメニューにするか」「どのような手段で提供するのか」を考慮した上で選ぶことが大切です。例を上げると「振動や料理の熱・ソースやスープなどに対応することを考えて水分が漏れない構造」や「持ち運びの際に形状が崩れない」など折角の料理の見栄えや品質が下がらないよう、心待ちにしているお客さまのもとへ届く際の状態をイメージした選び方が大切です。
また、店舗へ来店してくれた際はサービス提供を対応や接客力で表現することが可能ですが、デリバリー・テイクアウトの際は直接接客ではないため、料理提供した際に最高の状態を保てていることはそのまま利用者の「満足度」に直結しやすいといえます。
普段から店舗の味を楽しみにしており注文をしてくれている方や、初めて利用した方へ高いクオリティーで届けるためにもこだわることをおすすめします。
使用時〜使用後への考慮をした容器や備品選び
「使用時の際には手の除菌が気になる」「食事後に使用者がゴミの分別がしやすい」など、使用者の使いやすさや使用時に起こりうることを検討したうえで容器や備品を選ぶことも重要です。
デリバリーやテイクアウトで起こりがちなことは「備品の入れ忘れ・付け忘れ」です。
「え、スプーンがない!」「お手拭きは?」など細かいことではありますが意外と印象に残ってしまう
ので、準備をしたらそれらを忘れないようにする仕組みもセットで考えるようにしましょう。
その他に、スプーン・フォーク、割りばし、持ち帰り用に使用できる袋も必須になりますので合わせて準備しておきましょう。
その他に気をつけたいこと
容器にもこだわってオシャレにしたい!などお店のコンセプトや雰囲気を表現したいと思えば、容器代でもそれなりの費用が発生します。消耗品にかかる費用が高くなるという点と、かさばる備品を収納しておくスペースが必要という点も発生してきますので、デリバリー・テイクアウトでの提供を検討する際に「何が優先順位として必要なのか」を熟考したうえで導入するようにしましょう。
チラシやポスター作成する
デリバリー・配達サービスを開始したからといって、すぐに店舗へ問い合わせが増えていくかというとそうではありません。利用者を増やしていくためには上げるためにはまず、「店舗名を知ってもらう」「デリバリーや宅配をしていることを知ってもらう」ことを考え取り組んでいくことが重要です。
チラシを作成する
ポスティングは実は集客効果や認知効果はあり、ポストにチラシを投函するだけなので簡易に行うことが出来るという点では実施する店舗も多いです。ターゲット顧客を考えた際に、見出しや文言、デザインや内容をどのようにするか、1部いくらで作成するか等具体的に検討しながら作成をしていくことがおすすめです。
例をあげると、アパートやマンションなどの集合住宅などでは、一人暮らしや単身者もいることから「自炊があまり得意ではないのでは」と仮定し「疲れた自分にご褒美!」のような文言で作成してみることや、また上階に住んでいると意外と起こることが「行ったり来たりの移動がとても面倒なので手早く済ましたい」「まとめて用事は済ましたい」などという「場所による心理的影響」もある人が「自宅まで簡単配送!」の文言のチラシを見てリピーターになる可能性もあります。
また、ファミリー世帯などは誕生日や記念日といった「イベントニーズ」での定期的なデリバリー・配達サービスを利用することが多い(子供がとても気に入っているためリクエストする等)ので、優良顧客になりやすい人たちでもあるとも言えます。
ただし、近年はポスティング等を禁止している規制の厳しいアパートやマンションなども増えているため、配布の際は規制などを確認してから行うよう注意が必要です。
ポスターを作成する
チラシの他に、ポスターという手もあります。テイクアウト専門店であれば、はじめから道路に面するように作ることもできますが、すでにある飲食店の場合は店内でテイクアウト販売を行うかデリバリーを始めるということになります。
路面に即していない店舗の場合はより知ってもらう努力が必要になります。
店内のみのテイクアウト販売やデリバリーでは通行人に周知させるのは難しいです。そこで、テイクアウトを始めたことを知ってもらえる工夫が必要です。人通りが多い場所では店先にテイクアウトを始めた旨を書いたポスターや看板、のぼりを出して知らせる方法も有効です。
ポスターを作るには難しい技術が必要だと考えていても仕方がないので、手書きの黒板をイーゼルで立てて置くなどでも構いません。とにかく店舗の外にお知らせをして、認知をしてもらうことが重要です。また、のぼりは既製品でも十分に目立ちますし価格も手頃なため導入しやすいです。また、レジにテイクアウト用メニューをプリントアウトして、持ち帰ってもらうのも有効な手段であると言えます。
また、内装を少し変えるだけでも、利用のしやすさが大きく変わりますので、ぜひご紹介したポイントをうまく取り入れて、他店と差がつくテイクアウト・デリバリーサービスに挑戦してみましょう。
容器や梱包材のオススメサイト
では、「これらすべて自分でするの?」「今はそんな時間が確保できない!」そんな方におすすめなのが専門のオススメサイトでの情報収集や利用で時間短縮やより良い解決方法を見つけることです。是非参考にしてみてください!
「シモジマ パッケージプラザ」
包装資材に関して、様々な種類を扱うのが「シモジマ」。使い捨て容器から、紙皿やスプーン、フォークに至るまで、小型物品からサイズ多数の紙袋等、ありとあらゆる商品が用意されています。会員になることで3%の還元を受けられるサービスもあります。フードメニュー別に食品容器や資材も特集されていて、必要なものが非常に分かりやすくまとめられています。
「ASKUL(アスクル)」
「アスクル」は、文具や事務商品でも有名なネットショップです。こちらにも飲食店の梱包材が販売されています。1万個入りの商品や、1箱(1200円)、1セット(3000枚)など大量購入が出来るのがオススメです。1枚あたりに換算すると1円以下の商品もあり価格も魅力的。アカウントを持っていれば即日購入できる点もメリットです。
「カイコム」
こちらは商品容器、梱包資材、業務用食材を販売する水野産業が運営している飲食店支援サイトです。特出すべきは「食に関する商品カテゴリー」しかないことです。まさしく食のスペシャリストが選んだ業務用の資材や、食材の品揃えを見てみましょう。
チラシやポスターを簡単に作れるサイト
デザインや文言センスに自信がないな・・・という方はこちらがおすすめです。
パワポン
使用テンプレートはすべて無料、かつログイン不要でダウンロード可能なサービスです。デザインが苦手でも安心して使え、「用途・シーン」「業種・お仕事」『イメージ」「印刷サイズ」などカテゴリからも探せるので希望のものが見つけやすい。コピーや画像を編集するだけでプロ品質の本格的なデザインができるため、デザインの勉強にも活用できます。
ラクスル オンラインデザイン
オンラインデザインはWEBブラウザから利用できる無料のデザイン制作ソフトです。無料デザインテンプレートから簡単に印刷データを作成することができます。又パネルなど他の商品もあリます。
Canva
Canvaは基本機能を無料で使うことができます。有料の写真素材やテンプレートも含まれています。テンプレートから自由にデザインをアレンジすることができます。例えば、写真や文字、イラストの位置を変えたり、サイズを変えたり、別の画像を挿入することもできます。もちろん自分のパソコンやスマホに入っている画像を使うこともできます。
まとめ:デリバリー・テイクアウトを始めるときの最低限の準備!
いかがでしたでしょうか。
これまでの店舗づくりとは少し異なった面もあり、事前に考えなければならないことも多いですが、デリバリー・テイクアウトと販路を増やすことは多くの人々に店舗の味を届ける機会と利用者を増やすチャンスと捉えることもできますので、是非参考にしてみてくださいね。